師走に近づき、寒さも日に日に増してきました。そんな中でも大工さんの作業は続いています。感謝感謝です。
現在は大屋根や本堂内陣の土台となる木材の改修・補強が行われているのですが、パッと目にして気になったのは至る所に使われている丸い木材・・・
現代の家などにはあまり見らせません。
大工さんに「丸い木材がいっぱい使われていますね??」と聞いてみると、昔は角材にするのに手間がかかったので基本は丸い木材だったと教えてくれました。
定専坊の本堂は江戸後期の建物。
丸い木材をみて時代の流れと技術の進歩を感じました。
(屋根の瓦がきれいに取り除かれました)
(古い木材(丸)と新しい木材(角)が混在。修復した時代によりこのような状況になったようです)