定専坊本堂 令和大修復事業

定専坊本堂
令和大修復事業の概要

「定専坊本堂 令和大修復事業」vol.7 ~本堂は乗っているだけ??~

新年を迎え1/6から工事も再開されました。
寒いなかでの作業に工事関係者の皆さまには感謝しかありません。
さて、この以下2枚の写真は本堂の基礎部分を撮影したものです。
そう。本堂の基礎部分は天然の石(束石)の上に乗っているだけなのです!!
しかもずれているのか今にも落ちそうなところもΣ(・□・;)

 

今回の修復事業では耐震補強も行われており、基礎の強化と耐震壁の設置が行われています。

「せっかくきれいにしてもつぶれてしもたら元も子もない」

ある役員会でのお言葉を思い出し、皆さまのお寺を想うお心に改めて喜びを感じています。

(基礎補強工事)

(耐震壁に改築中)

「定専坊本堂 令和大修復事業」vol.6 ~丸い木材~

師走に近づき、寒さも日に日に増してきました。そんな中でも大工さんの作業は続いています。感謝感謝です。
現在は大屋根や本堂内陣の土台となる木材の改修・補強が行われているのですが、パッと目にして気になったのは至る所に使われている丸い木材・・・
現代の家などにはあまり見らせません。
大工さんに「丸い木材がいっぱい使われていますね??」と聞いてみると、昔は角材にするのに手間がかかったので基本は丸い木材だったと教えてくれました。

定専坊の本堂は江戸後期の建物。
丸い木材をみて時代の流れと技術の進歩を感じました。

(屋根の瓦がきれいに取り除かれました)

 

(古い木材(丸)と新しい木材(角)が混在。修復した時代によりこのような状況になったようです)

「定専坊本堂 令和大修復事業」vol.5 ~足場組みから旧瓦の撤去作業~

11月1日(月)から本格的に始まった工事は、足場の組み立てから瓦撤去へと進んでいきます。
毎日まいにち「早いな~」「すごいスピードでやらはんな~」との感想とともにすすんでいきます。

 

「定専坊本堂 令和大修復事業」vol.4 ~遷座法要から仏具の運び出し~

令和3年10月27日(水)・28日(木)に報恩講法要と遷座法要を勤修し、その翌日からすぐに仏具の運び出しを開始しました。
お寺に住まいをさせていただき40年以上になりますが、こんなに間近で御本尊に手を合わせたことも、何もない広い本堂を見たことも初めてです。
どこに居て下さっても変わることのない阿弥陀様のお慈悲を改めて感じることができました。

「定専坊本堂 令和大修復事業」vol.3 ~仮本堂について~

ご案内をしました通り、令和3年11月から「定専坊本堂 令和大修復事業」を実施します。工事期間は約6カ月から8カ月ほど(令和3年11月~令和4年5月頃)を見込んでいます。
その間ご本尊(阿弥陀如来)を書院にご安置し、仮設本堂として利用する予定です。
これまで通りお寺での法事や月参りにもご利用いただけますのでお気軽にお問い合わせください。

仮本堂入口(書院玄関)

仮本堂入口(書院玄関)

 

仮本堂(書院)

仮本堂(書院)

 

「定専坊本堂 令和大修復事業」vol.2 ~報恩講法要・遷座法要について~

毎年、秋の時期には宗祖親鸞聖人の報恩講法要が勤修されます。今年はこの法要の際に「定専坊本堂 令和大修復事業 遷座法要」を併せて行います。
本事業にご協力を賜りました皆さま、当山に有縁の皆さまはぜひともお参りください。
また、春の永代経法要が延期になっていましたので、こちらも併せてお勤めします。

〇横玉山 定専坊
<宗祖親鸞聖人報恩講法要・永代経法要・定専坊本堂 令和大修復事業 遷座法>

日時:令和3年10月27日(水)14:00~16:00
<宗祖親鸞聖人報恩講法要・永代経法要>

令和3年10月28日(木)14:00~16:00
<宗祖親鸞聖人報恩講法要・定専坊本堂 令和大修復事業 御遷座法要>

講師:星野 親行 先生 本願寺派布教使(西法寺住職)

改修前最後の法要です

(修復事業前の最後の法要です)

※各法座は感染対策を行い実施します。皆さまマスク着用のうえどうぞお参りください。

「定専坊本堂 令和大修復事業」vol.1 ~修復事業を実施します~

聞信徒の皆様には、日頃より麗しくお念仏ご相続のことと、お喜び申し上げます。また定専坊護持のため、何かとご苦労頂いておりますこと、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
さて当山は蓮如上人ご勧化の旧跡として、また石山本願寺の梵鐘を伝承する名刹として、古くより地域の皆様に護持されて参りました。明治年間には淀川改修に当たって当地に移転し、その後も前々住職を中心として伝承されてきましたが、ご承知のように、楠住職のご往生と共に、しばらくの間無住の寺院として、存続を余儀なくされてきました。
昭和四十一年、前住職 山本佛骨がご縁によって当山に入寺させて頂きましたが、その折りには当時の復興委員の方々を中心として、大きな改修が行われました。五十五年前のことになります。
お気づきの方も多いと存じますが、瓦はそれ以前のものを、そのまま用いて吹き替えのみ行われ、今日まで維持されてきました。またいま屋根にも大きなうねりが生じつつあります。業者によると、梁などに修復補完の必要な箇所もあり、地震対策なども勘案すると、現在の工法で土を使わない方法での吹き替え、壁の強化などが提案されました。

令和2年より門徒役員の方々を中心に協議を重ね、門徒総会でお諮りするなどして、今秋よりこの大事業を実施することと致しました。
この間、会議の度に頭を悩ませてくださった役員の皆様、高齢化に加えコロナ禍の大変なかご理解をいただきました門信徒の皆様に改めて御礼を申し上げます。有難うございます。

 

江戸時代の形を今に伝える本堂

(江戸時代の形を今に伝える本堂)

 

文化七年(1810年)記載の瓦

文化七年(1810年)記載の瓦

五十年に一度の大事業になります。工事期間中はご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

定専坊 住職
山本攝叡