定専坊本堂 令和大修復事業

「定専坊本堂 令和大修復事業」vol.13 ~お寺のシンボル鬼瓦と懸魚~

皆さんはお寺の本堂と言ったらどんなものをイメージされますか?
お寺勾配のある高い屋根。そこには大きな鬼瓦となんだか不思議な飾りつけ。。。
このセットを見るとお寺らしさを感じる方も多いのではないでしょうか。

(鬼瓦)
※取り付け前の写真撮れなかった、、、

(懸魚)

(すべての鬼瓦に家紋の菊水)
※小さいサイズのものがまだありました。

ちなみに、なぜこのようなデザインなのか・・・
日本の伝統家屋のシンボルとして今に伝わる鬼瓦は「魔除け」。懸魚は水に強い魚の飾りを屋根に取り付けることで「火除け」の意味が。
古い蔵などの妻壁に「水」と書かれているのを目にしたことがありますが、あれと同じ意味が込められているのですね。